芝とバラの庭仕事

マンションの専用庭で西洋芝とバラの庭を作りました

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あまちゃん

ついに「あまちゃん」が今日で最終回を迎えました。

東北・北三陸を舞台に、天真爛漫な女の子が北限の海女、そして地元アイドルとして大活躍する
NHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」のロケ地、岩手県久慈市。

先日の敬老の日の連休に久慈に行ってきたので、その様子をレポートします。


北限の海女・素潜り実演


仙台から盛岡を経由、盛岡からはJR山田線で2時間掛けて宮古へ。


三陸鉄道宮古駅

宮古からは「北鉄」(三陸鉄道北リアス線)に乗り換えて三陸海岸を北上します。
途中、津波で線路が寸断されているため、途中の小本までで折り返し運転中。

宮古駅からはやや内陸寄りの山間部をトンネルに次ぐトンネルを抜けて北上。
途中、鉄壁と信じられていた防潮堤を津波が軽々と乗り越え、町がほぼ全滅してしまった田老を通過。


三陸鉄道小本駅

そして内陸部にある現在行き止まりの駅、小本に30分あまりで到着。
この先、島越は津波で高架橋と駅が流されてしまいました。


「あまちゃん」でも、大吉駅長とユイちゃんがトンネル内で立ち往生した列車から
歩いて出て来て津波の惨状を目の当たりにした現場のロケ地がまさにこの島越。



そして小本からはバスに乗り換えて田野畑に。


田野畑駅
これが田野畑駅。
ちょっと場違いな?ピンク色の花柄ですが、壁面の花柄の一部には
震災に負けずに頑張るとのコメントがびっしりと書き込まれています。



この駅は、三陸海岸の断崖絶壁が続く景勝地、北山崎の最寄の駅。
そして、あまちゃんでは足立ユイちゃん一家が住む「畑野」として描かれています。


田野畑駅の被災写真

田野畑駅の駅舎内に、津波で被災した写真が展示されていました。

大きな写真の左上の建物が田野畑駅。

駅からは遠くに海が見えますが、海岸から数百メートルほど内陸、標高20~30mほどの場所に立地しており、
こんなところまで津波が押し寄せたのか!と驚きます。



田野畑駅

あまちゃん最終回では、「畑野」駅まで北鉄が復旧する様子が描かれてましたが、
ここから南側は現在も不通のまま。

エンディング直前にアキちゃんとユイちゃんが、全線復旧を願って走っていったトンネルがまさにこのトンネル。



久慈行き@田野畑駅

田野畑駅でバスからの接続のため1時間以上待って、ようやく久慈に向けて出発です。



田野畑から久慈までの区間は、時々、海岸部を見下ろすルート。


袖が浜駅(堀内駅)

「袖が浜駅」のロケ地となった堀内(ほりない)駅からの光景。

実際の「袖が浜」のロケ地、小袖海岸は三陸鉄道は通っていませんが、
あまちゃんでは、この駅が何度も登場しました。

今日の最終回でも、アキちゃんが袖が浜から北鉄を見上げて手を振る場面がありましたが、
確かに、後ほどご紹介する小袖海岸と何となく雰囲気が似ています。

でも、よく見ればあの白い灯台がありません。



そして、盛岡から5時間半ほど掛かってようやく久慈に到着。

三陸鉄道久慈駅

あの北鉄開通式のシーンにたびたび登場する「北三陸駅」ホーム。



三陸鉄道久慈駅舎内
三陸鉄道久慈駅の駅舎内。

ドラマでたびたび登場するのはここではなくNHKのセット。
雰囲気はうまく再現されていますが、残念ながら本物にはあの喫茶・スナック梨明日(リアス)はありません。



駅前デパート

そして、「北三陸観光協会」が入居する駅前デパート。
例の看板がない以外は、まさにあの建物です。



夕暮れの市内をしばし散策。

久慈市内1

街中どこへ行ってもあまちゃんだらけ。



久慈市内2

Tシャツ、あまちゃんコスチュームも色々。



そして、この日の夕食は...

まめぶ汁

ウニ丼、海女丼は売り切れのため、普通の海鮮丼と、そしてあの あんべちゃんの「まめぶ汁」。

「甘いんだかしょっぱいんだか微妙」な味のまめぶ(くるみと黒砂糖を餅でくるんだ団子)が入った
けんちん汁といった雰囲気。思ったよりイケました。



そして翌朝、いよいよ「袖が浜」のロケ地となった北限の海女の小袖海岸へ。


海岸沿いの道路が狭く週末は観光客で混雑のため、自家用車は交通規制。
久慈駅前から出る臨時バスで小袖に向かいます。


小袖海岸1

30分足らずで小袖海岸に到着。

バスを降りると、地元のおじさんガイドがロケ現場をはじめ見所を案内してくれます。

ここは、高台の天野家からの坂を海岸まで下り切った場所。
「いつでも夢を」を歌いながら海女クラブの皆さんが歩いてくるあの場所です。


小袖海岸2

この辺りは津波で壊滅的な被害を受けたそうです。
2枚目の写真は同じ場所を別方向から撮ったものですが、
この場所にはもともと海女センターの建物や民家があったものの
全て津波で流されてしまったとのこと。

右上の白い建物の辺りまで津波が押し寄せたそうです。



海女素潜り実演

海女さんの素潜り実演は、7~9月の週末は1日3回。
見学料金は500円。

こんなところに、「潮騒のメモリーズ」のお座敷列車のヘッドマークが展示されていました。



北限の海女素潜り実中

海女さんが潜ると、面白いようにウニが獲れます。



ウニが大漁

あっという間にウニが大漁です。


リアルあまちゃん

リアルあまちゃん

この日は、ベテラン海女さんに混じって2人の高校生海女クラブのメンバーが参加。
高校生メンバーは全部で10人くらいいるらしいですが、
この女の子はよくテレビや新聞、雑誌にも登場しているようです。



そして、あまちゃんと言えば...

あまちゃんの白い灯台

防波堤の突端に立つ白い灯台。



若春子の落書き

そして、ありました!

小泉キョンキョン演じる春子の高校生時代、
不良だった「若春子」が灯台の足元に書いた落書き。

Tの字の真ん中やや下あたりに見える「海死ね」の文字。


そして、この灯台が最終回のエンディングで登場しました。

いつもオープニングにアキを演じる天然女優・能年玲奈がひとりで走る防波堤・白い灯台を
今日のエンディングはあのオープニングテーマに乗ってアキとユイが走る。

さすが人気脚本家・宮藤官九郎。

最後の最後まで魅せてくれました。



仕事で何度も三陸の被災地を訪れていることもあって、
あまちゃんにはどっぷりとハマッて毎朝欠かさずに見ていました。


あまちゃんは終わってしまいましたが、被災地が自分たちの力で立ち上がる、
そして周りがそれを暖かく見守り応援する、

そんな明るい希望を多くの人が心の中に抱いたのではないでしょうか。



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  1. 2013/09/28(土) 23:58:42|
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東北の夏まつり

東北でもようやく梅雨が明けました。


そして待ちに待った東北の夏まつりのシーズン開幕。


今日から仙台七夕まつりがスタート。

仙台七夕1
仙台駅から仙台市役所にかけてのアーケード、商店街に一斉に七夕飾りが吊り下げられました。



仙台七夕2
商店街によって少しずつ吊り下げ方に違いがありますが、
七夕飾りの基本的なスタイルはだいたい同じ。
それぞれのお店ごとに色や柄、配色などを競います。



青森ねぶた1
そして前回予告したとおり、仙台七夕に先立つ週末を利用して、青森のねぶたに出掛けてきました。



青森ねぶた2
大きな太鼓の重低音とねぶた囃子の笛が街中に響き渡る中、
横幅おおよそ10m、奥行き5mほどの大型ねぶたとともに
ラッセーラーの掛け声を叫びながら跳人(ハネト)が青森市内を巡ります。



青森ねぶた3
青森ねぶたは数年ぶりの2回目でしたが、今回初めてハネトとして参加。
ラッセーラ、ラッセーラ、ラッセラッセラッセーラ!と楽しく跳ねてきました。

ねぶたそのものはもちろん素晴らしいですが、跳ねるのもまた格別。
首都圏はじめ全国各地から多くのハネトがリピーターとなって駆けつけているのも
青森ねぶたの特徴と言えそうです。



そして、今回の青森行きの最大のクライマックス、
五所川原立佞武多(たちねぷた)が4日から開幕。

五所川原立佞武多1
高さ23m、重さ19トンもの巨大な立佞武多が五所川原市内を進む姿は壮観そのもの。

そう大して高い建物もない五所川原の街に、地上7階相当の巨大な立佞武多が姿を現すと、
まるで怪獣映画を見ているかのよう。

写真左下、2階建てビルの屋上に陣取った観衆が見上げる姿と見比べると
その巨大さが実感できるものと思います。


五所川原立佞武多2
電気が普及し始めて街中に電線が張り巡らされるようになるとともに
一旦、五所川原立佞武多がこの世から姿を消したのは100年ほど前の明治時代。

そして五所川原のほとんど誰もがその存在を忘れていた10年ほど前、
ある民家から往時の立佞武多の写真と台座の図面が発見されたのをきっかけに、
五所川原市は市内幹線道路の電線を地中化。

おおよそ100年ぶりに五所川原立佞武多がついに復活しました。



五所川原のとなり町、現在は五所川原市に合併・編入された金木町出身の
吉幾三も駆けつけて、ヤッテマーレの掛け声を連呼しながら立佞武多の行列を先導。


町の大きさには全く不釣合いなほど「規格外」の立佞武多。

全国区での知名度はまだまだですが、人出の面では、ほぼ同時期開催の弘前ねぷたと既に肩を並べています。
そう遠くないうちに青森ねぶたの人気に肉薄することになるかもしれません。



そして最後におまけ。


田んぼアート
弘前近くの田舎館(いなかだて)村の田んぼアート。

数種類の葉色の違うイネで描いたアートを、お城の天守閣をかたどった村役場の最上階から眺めます。

この日は青森ねぶた、弘前ねぷた、五所川原立佞武多の開催が重なる週末。
ディズニーランド並みの2時間待ちでしたが、そこまでしてでも一見の価値ありでした。


昨日、今日とまた不安定なお天気に逆戻りしてしまいましたが、
明日からはいよいよ夏本番となりそう。


東北の短い夏は例年お盆頃までと言われます。
去年は9月下旬まで異常なほど長く残暑が続きましたが、
梅雨明けが大きく遅れた今年は、果たしてどんな夏になるのでしょうか。



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  1. 2013/08/06(火) 23:59:27|
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南東北さくら巡り

この週末、仙台から南に向かって桜を見に出掛けました。


まずは、宮城県柴田町と大河原町にまたがる白石川堤の一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)。

一目千本桜
雪の蔵王を背景に1200本の桜が延々8km続きます。



つづいて、白石市の白石城(益岡公園)へ。

白石城
城主は、伊達政宗の家臣、片倉小十郎。
公園内には400本の桜。



みやぎ・ふくしま花めぐり号
そして白石駅からは、臨時快速列車「みやぎ・ふくしま花めぐり号」で一路福島へ。
かつての特急車両はリクライニングシートで快適でした。



そして福島駅から臨時バスで15分。

花見山
花見山は、桜のほか、ハナモモ、モクレン、ボケ、レンギョウなどが満開。
花の苗木業者が個人所有する山ですが、山全体がどこを向いても花、花、花。
ゆっくり1時間半ほどかけて山をめぐりました。



次は福島から郡山へ南下、さらに磐越東線に乗換えてこの旅最後の目的地、三春へ。

三春の瀧桜
三春の瀧桜

2年越しで遂に見事な姿を拝むことが出来ました。
昨年は、訪問が1週間早過ぎて、この大木にたった3輪の花が咲いていただけ。
今回はおおよそ7分咲きといったところでしょうか。



しだれ桜がそこかしこに点在する日暮れ時の三春の街を散策してから、仙台に戻りました。


やや欲張りで駆け足の旅でしたが、たっぷりと南東北の桜を堪能できました。

来週末には、横浜に帰る途中に「八重の桜」で盛り上がる会津鶴ヶ城に寄り道する予定です。
そして、ゴールデンウィークには、同じく昨年タイミングが合わず葉桜だった角館をはじめ
秋田、岩手の北東北の桜を楽しむ予定です。



今回、1日で300枚あまりの写真を撮ったので、次回以降に順次ご紹介していきます。



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  1. 2013/04/14(日) 23:59:26|
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松島マラソン完走

10月7日は松島マラソン。

松島マラソン 1


昨年は東日本大震災で東松島市内のハーフマラソンのコース周辺が大津波に呑み込まれ、
10km以下のコースだけで縮小開催されました。

今年は2年ぶりにハーフマラソンが復活。
日本三景・松島の観光地近くをスタートして、被災が酷かった東松島の東名、野蒜などを通って折り返し
松島に戻る21.0975kmのコース。


松島マラソン 2
途中、何度か松島湾沿いの風光明媚な海辺を通るものの、往復10回ほどの丘や高架越えがあり
結構ハードなコース設定でした。



松島湾の内側を走るうちは津波の痕跡はほとんどなく、
のどかな秋の農業地帯や海岸線を走り抜けるコースでしたが、
松島湾の外側に当たる東松島市東名や野蒜に入ると、地盤沈下で海に水没してしまった広大な農地や
全壊のまま放置されたり地盤だけが残った民家跡地が延々と続きます。

そんな沿道にも多くの住民が出て声援を送ってくれました。



明け方まで雨が残り、スタート直前までは雲が掛かって肌寒いお天気でしたが、
10:50のスタート直前から晴れ上がって気温が上昇。
最高気温は22℃前後なので、じっとしていれば心地よい気温なのですが
走るには少し暑いお天気でした。


この3ヶ月をかけて自分としてはほぼ万全のトレーニングの成果もあって
快調に走ることが出来ました。

残り5km辺りからの3度の丘越えはかなりハードで、上りでは少々ペースダウンしてしまいましたが
最後まで大幅にペースを落とすことはなく無事完走。


松島マラソン 3
タイムは、スタートラインを通過するのに1分半ほど掛かった分を入れて1時間50分余り。
正味のネットタイムは1時間48分台後半でゴールでき、9月中旬のハーフ試走に比べて
6分以上短縮したことになります。

順位は男子のハーフ完走者2,168名のうち、600位台後半。
20数年前のフルマラソン挑戦以来、3ヶ月前まではほぼ全く走っていなかったことを考えると
上出来の結果でした。



フィニッシュ後、写真のTシャツと記録証を受け取りましたが、
最高だったのは...

松島マラソン 4
松島産のカキ汁。
完走者全員に振舞われました。

因みに、カキ汁を作っていたのは陸上自衛隊の「炊き出し部隊」でした。
(1枚目の写真の協力機関リストによると、陸上自衛隊多賀城駐屯地第22普通科連隊)


今晩は仙台に戻って、心地よい筋肉痛、関節痛を感じながらのんびりとしています。


明日は3連休最終日。
すっかり秋らしくなって、バラやクレマチスが次々に咲き始めました。

ダイアナ プリンセスオブウェールズ
ダイアナ プリンセスオブウェールズ


明日も仙台のベランダの花を楽しんでのんびりする予定です。


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  1. 2012/10/07(日) 21:57:28|
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遅い夏休み ~東北秘湯めぐり~

今日7日は二十四節気の「白露」。

 白露; 大気が冷えてきて、露ができ始めるころ(Wikipedia)


今朝は久し振りにカラリと爽やかに晴れて、朝の気温も20℃前後。
ようやく秋の気配が出始めたかなと思ったら、やはり日中は真夏日に。

でも、9月というのに一昨日まで真夏日連続18日という
仙台での記録を更新した暑さに比べればずい分と過ごしやすくなってきました。


そんなまだまだ残暑が厳しい東北地方ですが、
先週末にかなり遅めの夏休みで、秋田、岩手の秘湯めぐりに出掛けてきました。



まず訪れたのが乳頭温泉・鶴の湯。

乳頭温泉・鶴の湯1
立ち寄り入浴オープン直後の10時過ぎに到着。
「秘湯」の代表的存在で、観光シーズンの週末には
山奥のデコボコ道から駐車場まで渋滞が起きるほどごった返すらしいものの、
8月末の金曜日の朝ということもあってか、拍子抜けするほど客は少なめ。



さっそく混浴露天風呂へ。

乳頭温泉・鶴の湯2
入ったばかりの頃には10数人いた客が、30分余り浸かっているうちに数人足らずに。

さすが評判が高いだけに、白濁した泉質といい、ススキといい秘湯の雰囲気たっぷり。


左奥の建物の中には男女別の内湯があるようですが、今回はパス。
ゆっくりと露天風呂を堪能しました。



乳頭温泉には、鶴の湯のほか、泉質や雰囲気が違う秘湯情緒たっぷりの温泉が数箇所。

今回はもうひとつ、その中で最も鄙びた雰囲気の孫六温泉へ。

乳頭温泉・孫六温泉1
乳頭温泉で唯一車では辿り着けないロケーション。
近くの黒湯温泉の駐車場近くに車を置いて、沢に下ること5分あまり。

沢の向こう側に鄙びた湯治場の風情で見えてきたのが孫六温泉。


乳頭温泉・孫六温泉2
受付で支払いを済ませて沢沿いの混浴露天風呂に入ってみると、全く人の気配なし。
お隣の女性用露天風呂も含めて誰も入っていない様子。


鶴の湯とは全然違った無色透明の泉質でしたが、
とにかく広々と開放的な露天風呂にただ一人。

30分ほどして初老の夫婦が橋を渡って入ってくるのが見え、
しばらくしてそのご主人が混浴露天風呂に。

折角の開放感はやや薄れたものの、トータルとしては
期待以上に秘湯気分をたっぷりと味わえました。



その日は、温泉地では宿が取れなかったため東北の小京都、角館で一泊。

角館武家屋敷1



角館武家屋敷2
夕方近くとは言えまだ30度以上の暑さの中、しだれ桜の季節に訪れたときには
駆け足で通り過ぎた角館の武家屋敷をじっくりと楽しみました。



田沢湖・たつこ像
翌日は、田沢湖畔を通って北上。



まず玉川温泉へ。

玉川温泉1
玉川温泉は、高濃度のラジウムを含む北投石の岩盤浴で有名。

硫黄臭の噴気が漂う岩場のそこかしこに寝転ぶ湯治客。
右奥に見える茶色いテントには...



玉川温泉2
多くの湯治客が寝転んでいます。

このテントは、今年の冬、雪崩で3人の犠牲者が出た同じ場所に再建されたとのこと。

温泉宿の売店に置かれていた玉川温泉の効能を書いた本には様々な効能が書かれていましたが、
実際には多くの末期がんの方が、最後の望みを託してやって来ているようです。


他の温泉に比べて何か重たい空気が流れているように感じられ、
温泉には浸かることなく、そのまま次の目的地へ。



次にやって来たのは、八幡平の中腹にある後生掛温泉。

後生掛温泉1
この温泉には、露天風呂だけでなく、様々な特徴のある温泉、湯船があって、
中でも一番のウリは「泥湯」。



名前のとおり、湯船は泥で濁り、底にはぬるっとした泥が。

温泉宿の裏手に広がる後生掛温泉自然研究路。
温泉から上がってから、1時間ほどかけてゆっくり歩いてみて納得しました。

後生掛温泉2
遊歩道の周りのそこかしこでボコッ、ボコッと鈍い音が響いて泥が泡だっていました。

なかなか見応えのある遊歩道でしたが、観光客はまばら。

観光道路の八幡平アスピーテラインからも至近、
別府温泉の地獄の比ではないスケールなのに、
まさに秘湯のゆえといったところでしょうか。



そして、次の目的地、八幡平へ。

山頂近くの駐車場に車を置いて、ゆるやかな登山道を登ること20分ほど。

八幡平・八幡沼
山頂付近はほとんど真っ平ら。
八幡沼をぐるりと一周、遊歩道が整備されてます。



八幡平2



八幡平3



遊歩道の周りには色々な山野草が咲いていました。

リンドウ
リンドウ



ギボウシ
ギボウシ



ショウマの仲間
これはトリアシショウマ?
アスチルベの一種ですね。



1時間半ほどの八幡平の散策でかいた汗を流しに、
最後の目的地、藤七温泉へ。


藤七温泉は八幡平山頂駐車場から約2kmほど下ったところ。

藤七温泉1
駐車場の直ぐ脇のバス道路から露天風呂が丸見え。

幾つかの混浴露天風呂がだだっ広い岩場に広がっています。


露天風呂からはこんな景色。
藤七温泉2
とんでもなく開放的というか雄大というか...

岩場の小高い右奥にも露天風呂があり、駐車場や道路からは完全に丸見え。
道路は正面の緑の中腹に続いていて、露天風呂全体がぐるり180度丸見えです。


ブクブクと泡が湧き出る硫黄泉にのんびり浸かっていると、
お湯の熱さと、標高1400mとは言え下界では35℃の猛暑の強い日差しを受けて
たっぷりと汗をかきました。


1時間近くのんびりと秘湯を堪能して、いよいよ今回の旅も終盤。

レンタカーを借りた盛岡駅までは、八幡平や岩手山の麓を巡りながら1時間半ほど。


最後は盛岡駅前の冷麺で有名な盛楼閣へ。

たった2日の秘湯めぐりの旅でしたが、
とても密度の濃い大満足の二日間でした。


今回の記事はちょっと長くなりました。

次回は紅葉の頃にでも。
次の目的地ををじっくりと研究するのもまた楽しいものです。



どうか皆さんも東北地方の温泉に来て復興に貢献を。



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  1. 2012/09/07(金) 23:59:13|
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閑かさや...

週が明けて、ようやく午後から日差しが少し戻って
夏らしさが復活してきました。

最高気温も27.3℃と、週末からは10℃近く高くなりました。


そんな涼しかった土曜日、仙台から電車に1時間ほど乗って山形の山寺へ。


山寺駅前からの遠景
仙台と山形を結ぶJR仙山線の山寺駅に降り立つと、目の前の岩場の上に建つのが山寺。



山寺遠景
正式名称は「宝珠山立石寺」(ほうじゅさん りっしゃくじ)

貞観2年(860年)の建立ということなので、東日本大震災クラスといわれる貞観地震(869年)の少し前。



山寺への石段
山寺へは1015段の石段を登っていきます。



閑かさや... 歌碑
山寺と言えば、松尾芭蕉が詠んだ
「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」
で有名。

麓の根本中堂の近くには「閑かさや...」の歌碑が立ち、



せみ塚
山を登っていく岩場の参道の途中には、ここであの句を詠んだという「せみ塚」が。

涼しかったせいか、蝉の鳴き声は聞こえませんでしたが...



参道
大きな杉の木が鬱蒼と茂る岩場の階段をゆっくりと登って行きます。



参道2
こんな石段を登ること約50分。



奥の院、五大堂
ようやく奥の院や五大堂がある山寺へ。



五大堂からの眺め
五大堂からの眺め。

山を越えた山形は、太平洋からの冷たい湿った空気が山脈に遮られて
仙台よりは少々気温が高め。

いつもに比べれば遥かに涼しいとは言え、
たっぷりとかいた汗を一気に忘れさせる爽やかな風が吹き抜けます。



と、これだけではただの観光案内になってしまいますが、参道で目についたのがアジサイ。

アジサイ1
参道の至るところでアジサイが満開でした。



アジサイ2
関東地方の見頃とは1ヶ月ぐらい違うようです。

因みに、仙台の我が家のベランダのヤマアジサイは、
日当たりが良いからか7月上旬で終わってしまいました。



アジサイ3
下り専用の参道の両脇にも。



下山後
麓まで降りてきました。

ここにもアジサイが。
もみじの若葉とのコラボもいい感じ。

奥に見える「氷旗」に思わずそそられます。



このあと戻った仙台は、低い雲が垂れ込めて
日中もずっと17℃程度と肌寒い状態が日曜日いっぱい続きました。



そんな中、涼しさもあってランニングで好タイムを記録。

初めて5km25分台を切って

 24分24秒


相変わらず終盤のダラダラの登り坂はかなりキツくてタイムも落ち気味なので、
タイム向上を目指すのはそろそろこの辺で一旦お休みに。

これからしばらくはスタートから1kmあまりのゆるい下りでのペースを少し落とし、
全体を通してコンスタントに無理なく1km5分程度のペースで走れるように、
そして、いずれ10km、15kmと距離を伸ばしていけるように
少しずつ方針を変えていこうと思っています。



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  1. 2012/07/23(月) 23:59:29|
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青森紀行(温泉編)

だんだん梅雨らしいムシムシしたお天気になってきました。

最高気温は24.1℃ながら、雨が降ったり止んだり。時折雷の音も聞こえました。
弘前では竜巻があったようです。

とにかく湿度が高く、涼しい気候にすっかり慣れ切ってしまった身体には
とても蒸し暑く感じます。


これまで、夜は窓を閉めないとかなりヒンヤリとしましたが、
昨日あたりからは寝る間際まで開けたままでも大丈夫です。


クレマチス・ジャックマニー
もうクレマチスもほぼ終わりかけています。
最後に残ったジャックマニーの花。



クレマチスの強剪定1
先日の週末、僅かに残った花を残してクレマチスを剪定。
強剪定品種のジャックマニーとフルディーンは、壁際から手摺に向って旺盛に茂っていたつるを
株元から2節目前後まで切り戻しました。



クレマチスの強剪定2
窓枠の下のブルーエンジェルとテンテルも強剪定でサッパリとしました。
吊り鉢に絡んでいるブルーエンジェルもまもなく剪定する予定。

咲いているピンクの大輪のバラはクイーンエリザベス。

ギボウシ・サガエの花茎もどんどん伸びています。



少し根詰まり気味のようで花が少なくなってきたフルディーン。

フルディーンの挿し木1
7年目を迎えこれ以上大きな鉢に鉢増しするのも大変なので、
挿し木で株を更新することにしました。

まずは2節に切った剪定枝を一晩水揚げ。



フルディーンの挿し木2
1節目をパーライトのポットに挿しました。
たっぷり腰水をして浮き上がったパーライトに挿し木したのち、
水位を下げてパーライトを落ち着かせて、さらに赤玉土の「重し」を載せて挿し枝を安定させます。

1週間程度は低めに腰水をして半日陰で管理。

その後、腰水をなくし日当たり、風通しの良い軒下で管理します。
順調に行けば3週間~1ヶ月程度で発根し始めるとのこと。


日当たりでもあまり暑くならないので、挿し木の管理はやり易そうです。




さて、青森旅行からもう2週間近くが経ってしまいました。

先週から今週に掛けては色々と飲みに出掛ける機会が多かったので。。。
連日、東北の地酒を飲んでいると、さすがにちょっと堪えます。

今日は久々に真っ直ぐ家に戻って自炊。
先日買ってきた「男の料理」本を見ながら回鍋肉に挑戦。

結構上手く出来ましたが、さすがに今晩は缶ビール1本に止めました。



また脱線してしまいましたが、今晩は青森紀行最後の温泉編。



都合3つの温泉に立ち寄ってきました。




1日目は白神山地の海岸線にある「不老ふ死温泉」。


不老ふ死温泉1
これが不老ふ死温泉の全景。


左が男湯、右が女湯、奥が日本海です。




ホテルの室内風呂でかかり湯をしてから、一旦服や浴衣を着て岩場の露天風呂へ。


不老ふ死温泉2
岩の衝立の裏側は、日本海の荒波が目の前で砕ける露天風呂。
お湯は不気味に赤茶色に濁っています。

鉄と塩分濃度が高く、鉄の赤錆の臭いが強いので、温泉としてはあまり快適とは言えませんが、
とにかくこのロケーションは最高です。

立ち寄り入浴は16時までですが、ホテルに宿泊すればお天気の良い日には
日本海に沈む夕日を眺めながら入浴することができます。



この不気味で錆臭い泉質については評価が分かれるかもしれませんが、
「不老ふ死」を名乗るこの温泉に、一生に一度は入っておいても損はなさそうです。




さて、翌日は、奥入瀬から八甲田山を越える途中で2つの温泉に立ち寄りました。



1つ目は蔦温泉。


蔦温泉1
奥入瀬渓流の入り口、焼山から数km、八甲田の峠道を登っていく途中にある古い湯治場。



蔦温泉2
温泉宿はこの1軒だけ。なかなか雰囲気たっぷりです。



蔦温泉3
古くからの雰囲気を残した男女共用(時間入れ替え制)の久安の湯と、
天井が高く比較的新しい泉響の湯(男女別)の両方に浸かってきました。

久安の湯には他に誰も入っていなかったので1枚写真に収めてきました。
直ぐにレンズが曇ってしまい鮮明ではありませんが...


源泉の上にヒバの風呂桶が浸かっている構造で、
底板の隙間から時折泡が上がってきます。

泉質は無色透明。

確か20年以上前に一度入ったことがある温泉ですが、もうすっかり記憶は薄れていました。
ただ、この薄暗い木造風呂の雰囲気だけはうっすらと覚えています。


30分余りの立ち寄りでしたが、ゆったりと雰囲気を楽しめるいい温泉でした。




酸ヶ湯1
そして八甲田山の峠を越えて青森市側に少し下ったところにあるのが酸ヶ湯(すかゆ)。



酸ヶ湯2
こちらも古くからの湯治場ですが、蔦温泉とはだいぶ雰囲気が違います。




酸ヶ湯3
 ヒバ千人風呂(酸ヶ湯HPより)

白濁した硫黄泉で大きな混浴のヒバ千人風呂で有名です。

入り口は一応男女別になっているものの、中は混浴。
現在は写真右に見える衝立が奥の大きな湯船の縁まで伸びていて
白く濁ったお湯に浸かるまでは一応「目隠し」できる仕掛けにはなっています。


全然そんな事は気にしない慣れた素振りの「昔の美女」数人が
堂々と大きな湯船の真ん中まで進出していましたが、
大多数の女性客は別の小さな男女別の風呂に入ってるようでした。


因みにヒバ千人風呂は朝晩に1時間ずつ女性専用に切り替わります。
ただし立ち寄りで女性専用で入浴できるのは朝7~8時だけに限られるようです。



酸ヶ湯は有名だけあってさすがに人気で、千人とは言わないものの数十人は入浴していたでしょうか。

人が多い分何となく落ち着かず、ゆったりと浸かっている雰囲気ではなかったのがちょっと残念でした。




このあと、青森市に下って、ねぶたの館ワ・ラッセを見てから、
青森駅と港に隣接したA-Factoryへ。

青森 A-FACTORY 1
ロゴマークで分かるとおり、"A"は Apple の"A"。



青森 A-FACTORY 2
青森産リンゴで作ったあおもりシードルやリンゴジャムなど、
ちょっと青森らしからぬ?お洒落な雰囲気の青森特産品のお土産売り場「マルシェ」や
スイート・スタンド、カフェなどまであって
新幹線までの時間調整がてらお土産を買ったり時間を潰すにはいいところでした。


このあと、同じく青森駅近くの海鮮市場がたくさん入居した「アウガ新鮮市場」で
海鮮丼で腹ごしらえ。

レンタカーを返して新幹線はやてが新青森駅を発った時には
すっかり日が落ちて薄暗くなっていました。



僅か2日間の青森の旅でしたが、とても中身の濃い2日間でした。


次回はぜひ青森ねぶた、五所川原立ちねぷたの時期に訪れてみたいものです。
ただ、今年は今からでは宿が取れないので、たぶん来年のお楽しみに取っておきます。



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  1. 2012/07/05(木) 23:59:54|
  2. お出かけ
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青森紀行(自然編)

今日で6月も終わり。

今週は出張や飲みに出掛けることが多くて、ほとんど更新できませんでした。


仙台のベランダのバラはすっかり散ってしまい、ごく一部の出遅れ組を残すのみ。
クレマチスも最後の散り際を迎えつつあります。

クイーンエリザベスとブルーエンジェル
クイーンエリザベスとブルーエンジェル



覆輪のバラとジャックマニー
ベランダの手摺を乗り越えて顔を覗かせる切花品種の覆輪のバラとジャックマニー



サガエの花
梅雨入りとともにギボウシ・サガエの花首がどんどん伸びてきました。




さて、前回お伝えした青森旅行の続きです。


今回の旅行は今ひとつ天候に恵まれず、特に期待していた1日目の白神山地は散々でした。

白神山地・十二湖の青池
十二湖の青池

不思議なブルーの水を湛えています。

十二湖はその名のとおり白神山地のブナ林の中に点々と湖や沼が連なり、
原生林の雰囲気が楽しめる格好のハイキングコースがいくつもあるのですが、
今回は日本海から吹きつける冷たく湿った空気が白神山地にしっかりと雨を降らせました。

粒の大きな密度の濃い霧雨状態で、とてもカメラを構えられるような状況ではありません。
何とかタオルにくるんで濡れないようにして撮ったのがこの写真を含めて数枚だけ。


足元もかなり悪くなり、結局、ブナの原生林のコースはパス。

駐車場から舗装のある道を青池まで500mほど往復して、それですっかり気分は萎えてしまいました。


五所川原から延々80km以上海岸線を南下してやっと辿り着いた白神ですが、お天気には勝てません。
早々に白神山地を後にして、今度は五能線沿いの日本海岸をただひたすら北上します。


千畳敷海岸
千畳敷海岸
国道101号線と五能線が、荒々しい岩肌の海岸線を縫って走っています。



鯵ヶ沢と五能線
岩肌の海岸線が終わり津軽平野に出る地点が鯵ヶ沢。

写真は津軽平野側から白神側を振り返って撮ったもの。
鯵ヶ沢の港町から右奥の海岸線が白神へと続いています。




ところで鯵ヶ沢といえば、津軽の寒風吹き荒ぶ小さな漁師町を一躍全国的に有名にしたのは...




わさお1
わさお

ある女性ブロガーが命名、ブログで紹介して一躍有名になり、
その後映画化までされたブサかわ犬。



きくや
海辺りのイカ焼き屋、「きくや商店」のおばさんに飼われています。



わさおのおばさん
「こらぁ~、わさお」
と聞いたことある津軽弁の声とともに登場。


映画では薬師丸ひろ子扮する...わさおの飼い主。


いくら何でもちょっと違いすぎかな?(笑)



わさお2
軽トラの荷台に乗り、先ほどの線路沿いの道を海岸へ向って散歩に出かけていきました。

「わさお」は青森の自然とは何の関係ないけど、白神山地が空振りだった分の埋め合わせということで。



1日目は、このまま弘前へ向って一泊。



翌日は、一路十和田湖へ。


十和田湖
十和田湖・瞰湖台

この日もお天気は今ひとつ。
細かな霧雨が降ったり止んだり。


十和田湖は早々に切り上げて、本日の最大の目的地、奥入瀬渓流へ。


奥入瀬渓流1
奥入瀬渓流・阿修羅の流れ



銚子大滝
銚子大滝



奥入瀬渓流の遊歩道
十和田湖を水源にした奥入瀬川が約14kmにわたり風光明媚な流れを形づくっています。

渓流の周囲を覆う新緑や苔むした岩肌がしっとりと濡れて
柔らかな光に包まれてとてもいい雰囲気。


用意していた三脚を使って、スローシャッターで写真に収めました。


新緑の渓流は、紅葉と並んで風景写真の定番中の定番。

高級機材を装備した上級者とおぼしき写真愛好家もたくさんいて、
アングルなどはなかなか参考になりました。



その後、再び霧に包まれた山の中へ。

途中、有名な温泉に立ち寄りながら八甲田山を越えていきます。


八甲田山・睡蓮沼
奥入瀬から青森市に抜ける八甲田・十和田ゴールドラインの峠付近にある睡蓮沼。

まだ日陰には結構たくさんの雪が残っていて、
沼の周囲には水芭蕉や様々な高山植物も見られました。

お天気が良ければ、睡蓮沼の背後には八甲田山の山頂が望めた筈なのですが...



峠道を越えて青森市に向って下り始めると、ようやく青空が広がってきました。

八甲田・萱野高原
八甲田十和田ゴールドライン沿いの萱野高原。

八甲田山の山頂付近は相変わらず雲に覆われたまま。



このまま一気に青森市まで下って、夕方の新幹線の時間まで青森市内を散策。

せめてお天気がこれぐらいなら良かったのですが...

とは言え、梅雨のこの時期なのでお天気のことは諦めないと。

もともと梅雨時だからお得なチケットが出ている訳で、
贅沢を言ってはいけません。



悪いお天気なりに青森の自然を楽しんだ旅行でした。



次回、最後に「温泉編」をお届けします。
お楽しみに。



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  1. 2012/06/30(土) 23:59:00|
  2. お出かけ
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青森紀行(歴史、文化編)

金曜日の夜に東京から仙台に戻り、土曜日早朝の新幹線で新青森へ。

実は、JR東日本の「大人の休日倶楽部」の期間限定キャンペーンで
JR東日本4日間乗り放題13,000円のチケットを購入しました。

木曜夜から休みを取っての横浜帰宅も含めてすべて込み。
乗車券乗り放題のほかに、新幹線、特急の指定席も6回まで取ることができます。

大人の休日倶楽部チケット
恥ずかしながらもう50歳を超えているので、「大人の休日倶楽部」に入会すると
JR東日本の200km以上のチケットはすべて5%引きで購入できます。
いつもの新幹線乗車時ならビールとおつまみが浮く程度ですが、
今回は横浜往復だけでもかなりお得なのに、さらに新青森往復まで。


このため、東京からの戻り、仙台から新青森往復はすべて満席状態。
車内には熟年や老夫婦がかなり目立ちました。
斯く言う自分も「熟年」かと思うとちょっとお恥ずかしいのですが、気持ちだけは若いので...



まず新青森駅でレンタカーを借りて、すぐ近くの三内丸山遺跡へ。

三内丸山遺跡
三内丸山遺跡は、古くからその存在は知られていたものの、
1990年代の県営野球場建設中に大規模遺跡が発見され、
日本最大級の縄文遺跡であることが判明しました。

その意味では、かなり「新しい」遺跡ということになります。


三内丸山遺跡
大量に発見された住居の遺構や土器、埋葬跡などをもとに当時の住居が再現されました。、
発見された遺跡の大部分は発掘調査後、保存のために埋め戻されたそうです。


霧雨が断続的に降り続く中、1時間ほどかけて遺跡内と展示施設を見学後、
一路次の目的地、五所川原へ向かいました。




五所川原は津軽半島の根元、津軽平野の中心部に位置します。


ここでのお目当ては「立佞武多(たちねぷた)の館」

立佞武多の館1
「ねぶた」といえば青森市、「ねぷた」といえば弘前市が有名ですが、
ここ五所川原は「立ちねぷた」。



立佞武多の館2
巨大な「立佞武多の館」の中には、過去2年と今年の本番に登場する「立ちねぷた」が展示されています。

下から見上げるだけでなく、エレベーターで立ちねぷたの頂上部まで一気に昇って、
建物の内壁にらせん状に取り付けられたスロープをぐるりと廻りながら
様々な高さ、角度から見学することが出来ます。


立佞武多の館2.5
五所川原の立ちねぷたは、高さ22m、なんと7階建てのビルの高さに相当します。

五所川原では、明治時代まではこの立ちねぷたが行われていましたが、
電気の普及とともに、町じゅうに張り巡らされた電線の高さに合わせて次第に小型化し、
遂には廃れてしまいました。

また残っていた当時の写真や図面も戦後の大火ですべて焼失してしまい、
誰も知る人さえ居なくなりかかっていました。

ところが、1990年代になって、明治時代の立ちねぷたの様子を撮影した写真と設計図面が発見され、
町の有志が町おこしのために募金を募り、立ちねぷたの復活に取り組み始めました。

最初は高さ7mから始めましたが、なんと約80年ぶりに五所川原立ちねぷたが復活しました。


その巨大な立ちねぷたは青森だけでなく大きな反響を呼び、市も電線を地中化するなど、
立ちねぷたの復活に全面的に協力。
やがて、この立ちねぷたを保存、展示する「立佞武多の館」が遂に完成しました。

立佞武多の館3
そう大きな建物もない五所川原で、この立ちねぷたを収容する「立佞武多の館」はひと際その巨大さが目立ちます。

館内の大スクリーンの映像で見ましたが、立ちねぷた当日(8月4日から8日にかけて開催)には、
この巨大な建物のガラスの扉が開いて、中から展示されている立ちねぷたが登場してきます。

その様子はまさに圧巻で、これは是非本番を見なければと思わずには居られませんでした。

弘前城の桜と同様、宿を取るのが至難の業ですが、
今年の夏は何とか立ちねぷたを見に五所川原まで再度足を運びたいものです。



その後、五所川原を後にし、鯵ヶ沢から深浦の海岸線を経て白神山地へ。


そちらでも相変わらず雨は止まず、結局は計画していた山歩きは大部分キャンセル。
もっぱら白神山地の麓、日本海の美しい海岸線を走る五能線沿いの国道、
片道80kmを往復しただけで終わってしまいました。



そして1日目の最終目的地、弘前へ。

泊まったのは弘前駅前のビジネスホテル。
さっそく夕食がてらに、駅から程近い津軽三味線のライブハウスに向かいました。

津軽三味線1
ライブハウス、とは言っても、居酒屋に舞台があるだけのような気軽な雰囲気。

1時間ほどビールと青森の海の幸でチビチビやっていると、いよいよ津軽三味線のライブが始まりました。

演奏するのは、つい先ほどまで注文をとっていた若い店員たち。


野太い音色を捻り出す津軽三味線の演奏は大迫力。
津軽じょんがら節の力強いビートと、あの高音の早弾きが観客を魅了。

一気に津軽じょんがらの世界に引き込まれました。



津軽三味線2
同じく店員のおねえさんが津軽民謡の歌手に早変わり。



津軽三味線3
1時間余りの演奏の最後には、今は亡き津軽三味線の名手でこの店の創始者であった山田千里氏の夫人、
そして紅白歌合戦にも出場したことがあるという津軽民謡界の大御所、福士りつさんが登場。

迫力の唸りをしっかりと堪能さていただきました。



そして2日目の最後、青森市では、青森ねぶたの展示施設、「ワ・ラッセ」を見学しました。

青森ねぶた1
ワ・ラッセは、東北新幹線の新青森開通に合わせて開館した新しい施設。
常時、前回の最新ねぶたが5基展示されています。


青森ねぶた2
五所川原の立ちねぷたを見た後だけに、ふた回りほど小さく感じてしまいましたが、
おそらく初めて見る人にとっては大迫力間違いなし。

さらに本番では、かなり早いスピードでグルグル回転したり、前後に傾いたり、
想像以上の迫力です。


青森ねぶた3
さらに、飛び跳ねるハネトたちの「ラッセーラ」の掛け声と、巨大な太鼓やお囃子の音が一緒になって
絶対に一見の価値がある祭りであることは間違いなしです。

阿波踊りの徳島出身者から見ても、世界にも誇れる日本の代表的なお祭りのひとつであると断言できます。


ねぶたの家 ワ・ラッセ
斬新な外観デザインの「ねぶたの家 ワ・ラッセ」を出た頃には、ようやく青空が広がり
青森を発つまでの2時間余り、青森駅と港周辺を散策してから新青森駅へ。


あっという間の、しかし中身の濃い2日間でした。


今回、全部は紹介し切れなかったので、次回以降、
青森の「自然編」と「温泉編」とに分けて残りをご紹介しようと思います。

お楽しみに。


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  1. 2012/06/25(月) 23:59:37|
  2. お出かけ
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復興のトマト

仙台空港近くの岩沼市で、トマト苗の植え付けに参加してきました。


東日本大震災の津波で壊滅的打撃を受けた岩沼市相野釜地区。
仙台空港に隣接した海岸沿いの100世帯余りの集落が全滅し、40人以上の犠牲者を出しました。


市内の約半分の面積が津波に襲われ、比較的被害が小さかった地域でも、
海水を被った田畑は今も塩害でほとんどが再開できずにいます。


相野釜地区の農家の方たちが、市内の少し内陸側の農地を借りて、
スイスの大手種苗会社の寄付金による援助で十数棟のビニールハウスを整備。

今回、知人が運営するNPO法人が募集したトマト苗の植え付けボランティアツアーに参加してきました。



30人余りの参加者の多くは首都圏から参加。
中には、種苗会社のシンガポール拠点の幹部の方も。
仙台駅前に集合して、バスで岩沼市のビニールハウスへ。


車中、色々と被災の状況を話してくれたのは、農業生産組合の沼田さん。

農業の傍ら、被災時には岩沼市議会の議長を務めていた沼田さんから、
仙台空港ビルへの避難や津波が襲う様子、避難中には空港ビル内で1,600人もの被災者が数日間に亘って、
空港売店の仙台銘菓「萩の月」や「笹かまぼこ」で何とか食いつないだ話など
臨場感溢れるお話を伺っているうちにビニールハウスに到着。



簡単に農家の皆さんの紹介や作業の説明を受けてから、さっそく苗の植え付けに取り掛かりました。

トマトの植え付け1
30cmほどに成長したトマト苗を植えつけていきます。


トマトの植え付け2
受け入れ側の農家のみなさんの準備が万端で、苗の植え穴まで開いていて
あとはビニールポットから抜いて穴に入れて土を被せるだけ。

参加人数が募集数の10名を大幅に上回っていたこともあって、
あっという間に植え付けが完了しました。



トマトの植え付け3
植え付け終了後は、農家の皆さんが用意してくれたおにぎりや焼きそば、牛タン焼き
そして採れたてのトマトなどを味わいながらバーベキュー。



相野釜の農業生産組合では、塩害に比較的強いということでトマトの植え付けを選んだとのこと。
春の早い時期に植えつけた採れたてトマトは、とても大きく味が驚くほど濃厚。
お土産に2玉100円で購入してきました。



さらに、ハウスを寄付した種苗会社のご厚意で参加者全員に岩沼メロンのTシャツがプレゼントされました。
このTシャツは、埼玉・東浦和の団体の支援でメロンハウスを整備した際に制作し、
売り上げの約半分が岩沼農業の復興に使われるとのこと。

岩沼メロンTシャツ1
作業用にヤンボーマーボーのタオルまでいただいて帰りました。



岩沼メロンTシャツとトマト
さっそく晩ごはんではトマトサラダでいただきましたが、濃厚でジューシー、
こんなに美味しいトマトをいただいたのは初めてかもしれません。



植えつけたトマトは2ヶ月余りで収穫期を迎えます。
8月下旬にもう一度収穫ツアーを催すとのこと。

「今回は作業が軽すぎたので、次回はもっと働いてもらいます」とは案内してくれた沼田さんの弁。


明るく楽しい雰囲気たっぷりのトマト植え付けツアーでしたが、
終了後に被災した相野釜地区を案内してくれました。



相野釜地区の被災地
皇太子殿下がご視察で立ち寄られたという地点から眺めた相野釜地区。

目の前の僅かに残ったブロック塀の向こう側が案内してくれた沼田さん宅の跡地。

遥か奥に見えるスカスカの松林の向こう側が海、大量の松林をなぎ倒して津波が襲いました。



悲惨な津波被害にもかかわらず、明るく元気に農業復興に取り組むみなさんとの楽しいひと時でした。
皆さんは家を失い、車を失い、畑やハウスと何から何まで、そして中にはご家族まで失った方も。

まだまだ岩沼市内の農地の大半は雑草が茂ったまま。


今や復興需要で賑わう仙台市内に居ると、どうしても震災のことは忘れられてしまいがち。
こうして皆さんに被災地の実情を知っていただくことは、被災地の我々にとっては有り難いことだ、
そう沼田さんが淡々と、しかし明るい口調で語っておられたのが印象的でした。



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  1. 2012/06/11(月) 00:36:57|
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